2024.09.06外構工事は住みながらできる?住みながら外構を完成させるコツ・メリットを紹介!
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住宅を建てることを検討している方の中には、引き渡し後に外構工事の実施を検討されている方も少なくありません。
実際に住んでから問題点などを把握して外構工事を実施したいなどの希望を持っている方がいるためです。
結論から引き渡し後に住みながら外構工事を行うことはできます。
ただし、メリット・デメリットを把握しておかないと理想と違った形になってしまう可能性があります。
そこで、この記事では、住みながら外構工事を行うメリット・デメリットやコツなどについて解説します。
外構工事は住みながら(引き渡し後に)できる?
住宅の引き渡し後に外構工事を実施することは可能です。
実際に住宅を建てた人の中には、引き渡し後に外構工事をしたという人も少なくありません。
外構は実際にそこに住んでみないと何が良いのかわからないケースが多いためです。
外構にこだわりたい方は、住宅の引き渡し後に外構工事を実施することをおすすめします。
外構工事を住みながら完成させるメリット
住宅が完成した後で外構工事する方法には、多数のメリットがあります。
ここでは、外構工事を住みながら完成させるメリットについて詳しく解説するので、外構工事を検討する際の参考にしてください。
専門業者に依頼できる
引き渡し後に外構工事を行う場合は専門業者に依頼できるのが大きなメリットです。
ハウスメーカーは住宅の専門家であり、外構工事に関しては知識やノウハウが乏しいケースがあります。
より満足できる外構を追求したい場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
コストを抑えられる
引き渡し後に外構工事をした方がコストを抑えられるケースがあります。
ハウスメーカーを通さず直接専門業者に依頼できるからです。
ハウスメーカーの方がマージンが発生するため、外構工事の費用は約1.5倍程度高い傾向にあります。
そのため、直接外構工事を専門業者に頼むことで、浮いた費用の分だけ素材のグレードを上げることも可能です。
コストを抑えたい方やよりグレードの高い素材を使用したいという方は、専門業者に依頼することも検討してみてください。
暮らしに即したプランを考えられる
実際に住んでみて外構に関する問題を確認した上で依頼できる点もメリットです。
例えば、道路からの視線や駐輪スペース、照明などの問題は暮らしてみないとわからないケースがあります。
引き渡し後であれば、実際に生活をしてみて感じた問題を解決するための外構工事が可能です。
より理想の家にしたいと考えている方は、住みながら外構工事を実施することを検討してみてください。
外構工事を住みながら行うデメリット
外構工事を住みながら行う方法にはデメリットも存在します。
ここでは、引き渡し後に外構工事を実施するデメリットについて詳しく解説します。
しばらくは外構がない生活になる
住みながら外構工事を行う場合は、外構がない生活をしばらく送ることになります。
例えば、、堀や門のない家で生活することになるため、プライバシーの点で問題が生じる可能性が高いです。
そのため、外からの視線が気になるため、しばらくはカーテンを閉め続ける生活になります。
このように不便な生活を2週間〜1ヶ月程度送る可能性があることを理解しておきましょう。
駐車スペースを使えない
外構工事が終わるまでは駐車スペースが使えない点も問題です。
駐車スペースの外構工事が終わるまでには時間がかかります。
コンクリートが固まるまで待たなければならず、その間は駐車スペースを別に用意しなければいけません。
例えば、近隣にあるコインパーキングを利用する場合は、余計な費用がかかってしまいます。
このように余分な費用がかかる可能性も理解しておきましょう。
住宅ローンを利用できない
外構工事には住宅ローンを適用できなくなる点にも注意しましょう。
住宅建築とは別に工事を依頼することになり、住宅ローンの中に外構工事の費用を組み込めないケースがあります。
その場合は、リフォームローンを組まないと費用を用意できない可能性が高いです。
そのため、事前に金融機関に問い合わせておき、住みながらの外構工事を住宅ローンに含めることができるかどうか確認しておきましょう。
住みながら外構工事をするのがおすすめの人
生活の快適さや防犯を重視する人は、住みながら外構工事を進めると良いでしょう。
実際に住んでみることで、住まいの問題点がはっきりするからです。
そこで生活してみないと気づかない点はたくさんあります。
例えば、外の照明が不足している、不審者が侵入しやすいスペースがあるなど、防犯上の問題が発生する可能性が高いです。
このように、実際に生活を送ってみた上でどんな問題点があるのかを認識してから解決したいという方は住みながら外構工事を進めるようにしてください。
また、外構工事の業者の質にこだわりたい人は、住宅完成後にハウスメーカーとは別の専門業者に依頼することをおすすめします。
住宅建築のプロでも外構工事の質が高いとは限りません。外構工事を専門とする業者を利用することで、質の高い工事を期待できます。
デザインなど外構工事にこだわりたい方は住みながらの外構工事を検討してみてください。
新築外構の工事にかかる期間
新築外構工事にかかる期間は外構のタイプによって異なるものです。
主な外構のタイプとして以下の3種類があります。
● オープン外構:1週間程度
● クローズド外構:3~5週間程度
● セミクローズ外構:1週間~3週間程度
ただし、実際には上記の工事に加えて打ち合わせの期間も含める必要があります。トータルでかかる期間としては2ヶ月程度が必要であると考えましょう。
住宅の引き渡し後には、やるべきことがたくさんあり、慌ただしい時間を過ごすことになります。
外構工事が後回しになるケースもあるため、余裕のあるスケジュールを設定することが大事です。
外構工事を行うタイミングによる費用への影響
外構工事をどのようなタイミングで行うかによって費用に影響があります。
特に重要な点は外構工事の費用を住宅ローンに組み込めるかどうかです。
対応の仕方は金融機関によって異なるため、事前にハウスメーカーに問い合わせておく必要があります。
なお、住宅ローンに組み込む場合は、低金利で資金を借りることが可能です。一方で、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高くなる点に注意しましょう。
外構を住みながら完成させるコツと注意点
住みながら問題なく外構工事を完成させたい場合はコツや注意点を意識することが重要です。
ここでは、外構を住みながら完成させるコツと注意点を3つ解説します。
住宅とセットで計画を立てておく
外構工事の計画は住宅とセットで考えることが大切です。
そのため、最低限の外構工事は住宅工事と同時に行うことをおすすめします。
また、外構工事の要望を考えておき、外構プランに干渉しないように住宅の計画を立てることが大事です。
予算を設定する
事前に外構工事にかけられる予算を設定しておくことが可能です。
どのくらいの予算で外構工事を行いたいのか考えておくことで、業者から見積もりをもらう際の判断基準ができます。
予算の目安があれば、相見積もりをする際にも業者の比較検討がしやすくなるでしょう。
住宅とセットで計画を立てておく
外構工事を後回しにすると荒地のままで生活を送ることになります。
荒地は雨が降ったときに泥だらけになり汚れる可能性が高いです。
新築だと特に汚れが目立ちやすくなるため、掃除の手間がかかります。
また、荒地では雑草が生えやすくなる点にも注意が必要です。
このため、外構工事中も快適に生活するためにも住みながら外構工事を実施するなら荒地の対策を事前に考えておきましょう。
まとめ
住宅に住みながら外構工事を実施することは可能です。
住みながら外構工事を実施することで問題を把握してから工事できるなど多くのメリットがあります。
ただし、工事中は不便な生活になる可能性もあるため、メリットとデメリットを把握して検討することが重要です。
住宅に住みながら外構工事の実施を検討しているならこの記事を参考にしてみてください。
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